| ホームズくん |
「え、いけないの?」 |
| おにいさん |
「そりゃ、いけないよ。ここはスケートをすると
ころだよ。みんなスケート靴を履いているだろう。
すぐに履いてきて!」
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| ホームズくん |
「そうかー、ごめんなさい。そう言えば、
あららぎおじさんが入り口の所で何か
言っていたけど、スケート靴の事だったんだ。」
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| あららぎおじさん |
「ホームズくん、どこへ消えたかと思ったら、
リンクに直行していたんだ。まずスケートの靴を
借りて、履いてからって言おうと思ったら、
あっという間に飛び込んで行ってしまうんだ
から、、、」
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| おにいさん |
「この子の保護者の方ですよね。困るなあ、
ちゃんとスケート靴を履かしてくれなくっちゃ。」
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| あららぎおじさん |
「ごめんなさい。ほら、ホームズくんも一緒に謝り
なさい。」
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| おにいさん |
「まあ良いですよ。それより、街角探検隊の方
ですよね。ボクいつも読んでいます。いつも楽しい
お話で、楽しみにしているんです。もしよろし
かったら今日はボクがスケートを教えてあげま
しょう。」
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| あららぎおじさん |
「いいんですか?実は二人ともスケートは初心者
なんですよ。今日はただちょっと遊びに来たんです
が。」
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| ホームズくん |
「おじさん、せっかくだから教えてもらおうよ。
お願いしまーーーす。」
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| おにいさん |
「まず、こちらでスケート靴を借りて下さい。
ホームズくん、靴のサイズは?」
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| ホームズくん |
「ボクは20センチかな?」
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| あららぎおじさん |
「おじさんは、25.5センチです。」
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| おにいさん |
「それじゃあ、この靴を履いて下さい。
靴を選ぶポイントは、靴にかかとをしっかり
付けて、足の指が何とか動かせる程度の大きさの
物を選ぶ事です。どうですか?足の指が動か
せます?」
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| ホームズくん |
「はーい。大丈夫でーーーす。」
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| あららぎおじさん |
「何とか大丈夫みたいです、、、」
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| おにいさん |
「はい、靴が履けたらリンクに降りましょう。
まず、氷に降りたら手すりにつかまっていてく
ださいね。」
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| ホームズくん |
「わーい。これで滑れるんだよね。
手すりなんかつかまらなくても平気だよ。
ほら、スイスイーーー」
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| あららぎおじさん |
「おーいホームズくん、自己流で滑っちゃうと、
後で上達が遅れるよ」
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| ホームズくん |
「平気、平気。じゃあおじさんだけ教わればいい
じゃないか。もうボクはひとりで滑れるよ」
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とホームズくんはへっぴり腰で、よたよたと滑り
始めました。
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| あららぎおじさん |
「しょうがないなあ、ホームズくんはいつも
こうだから。すいません,私は基礎から教わり
たいと思います。」
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| おにいさん |
「そうですね。それじゃあレッスンを始めま
しょう。」
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一時間後
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| おにいさん |
「あららぎおじさんは上達が早いですね。
もう結構滑れるようになったじゃないですか。
何か別のスポーツをやっていました?」
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| あららぎおじさん |
「スキーを少しやっていました。
スキーとスケートはちょっと違うけど、
基本は一緒ですね。」
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| ホームズくん |
「おーい、おじさんどいてどいて!!全然上手く
なんないよお!それに全然止まれないだーー」
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ホームズ君はツルッと転んでしまいました。
そしてそのままフェンスに激突!!
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| ホームズくん |
「あいたた!!えーんこんな事なら最初から
きちんと習っておけば良かった。」 |