| ホームズくん |
「おじさん、浜松のこんな近くに水族館がある
なんて、全然知らなかったよね。名古屋とか、
清水に行けば大きな水族館があると思ったんだ
けど。」 |
| あららぎおじさん |
「そうだね、それだけ浜松も都会になったって事
かな?それとも今話題の無駄な箱物公共事業かも
しれないぞ。」 |
| しずか |
「さあ、おじさんだけは入館料を払ってね。
私たち小学生は無料だって書いてあるわよ。」 |
| あららぎおじさん |
「え、そんな馬鹿な?・・・本当だ。良く見ると
大人だけは300円で他は無料って書いて
ある。さ っきは駐車料金400円も
払ったし、なんかオカシイなあ。
おじさんだけお金を払うなんて。
子供料金は半額っていうのが普通なんだけど。」 |
| しずか |
「おじさん、変な事にこだわらずに探検しま
しょうよ。」 |
| ホームズくん |
「やっと中へ入れたね。あ、魚がいた。
いた。ここは都田川の魚だって。
何かいるよ。」 |
| しずか |
「こっちには、大きな水槽があるわよ。
わあ、頭の上を魚が泳いでいる。
きれいな魚が泳いでいるのを見るのって
結構楽しいわね。」 |
| ホームズくん |
「おじさん、こっちの水槽はこんなところから
手を突っ込んで魚に触れるよ!!ひえー、
なんでここから水がこぼれて来ないんだろう?
えー、どうなっているの?」
|
| しずか |
「ほんとだ!これどんな仕掛けでこうなっているの?
普通だったら絶対に水が出てきちゃうわよ。」 |
| ホームズくん |
「もしかして、ミスターマリックの 超魔術じゃないのかなあ?」 |
| しずか |
「ははは、そうかもしれないね。多分この水槽は気圧が低く
なっているんだと思うよ。ちょうど、洗面器の中の水を
コップにいれてこんな感じになっているんじゃないのかな?」 |
|
| しずか |
「へー、おじさん、私見直し
ちゃっ た。おじさん直ぐに
この原理が判ったの?」 |
| あららぎおじさん |
「まあね。それよりも、他の水槽を
よく見てごらん。おじさんやみんあは
本当に浜名湖の水産物をよく食べて
いることがよくわかるよ」 |
| ホームズくん |
「そうだよね。特にこの前潮干狩りに
行ったばっかだったもんね。
あの時にひろったあさりは味噌汁に
入れたり酒蒸しにしたりしてお母さん
が料理してくれたんだけど、すっごく
美味しかったよ」 |
| しずか |
「私も美味しかったわ」 |
| あららぎおじさん |
「それに、魚・えび・かに・うなぎも
沢山取れるんだよ。浜名湖はすごく
豊かな海の恵みを浜松の人たちに
もたらしてくれてるんだよ」 |
| ホームズくん |
「ねぇ、おじさん ここにいる生き物
のうちでどれが一番美味しいかな?」 |
| あららぎおじさん |
「実はこのカニが一番美味しいんだ。
¨ドーマン¨ってカニだよ。正式には
ノコギリガザミって名前みたいだよ
ね。昔は沢山取れたけど最近は
幻のドーマンって言われてるって
話だよ。」 |
| ホームズくん |
「まさか、ここのカニを食べちゃうわけにもいかないよね。ねぇ、おじさん ど
こでドーマンを食べれるの?」 |
| あららぎおじさん |
「うーん、そりゃホームズくん難しい
問題だよ。何にしろ幻だから。
浜名湖の近くの料理屋さんに
お願いしてドーマンが入荷したら
絶対食べに行くから電話して下さい
って頼んでおくしかないのかもね」 |
| ホームズくん |
「そりゃ、待ちくたびれちゃうけど
僕は絶対に食べたいから、今から
お店に行ってドーマンを予約しに
行こうよ。」 |
| あららぎおじさん |
「はいはい、分かりました。でも、
結局はホームズくんと探検すると
最後は食べ物の話になっちゃうの
は何ででしょう?」 |