前回は生命保険の入り方の部分でGNP(義理、人情、プレゼント)で入ってはいけないという販売の方法論でしたが、今回は生命保険の個別の保険について説明したいと思います。それにしても千代田生命まで破綻するなど、本当に不透明な時代になってしまいました。
生命保険の商品については、まず生命保険の基本の形について説明しなければいけません。もうご存知の方も多いとは思いますが、まず生命保険の3種類の基本形について説明していきます。
1.定期保険
ちょっと聞くと、銀行の定期預金と間違えそうですが、実は生命保険の定期は、預金とはずいぶんイメージが違います。定期保険とは文字通りですが、「期間が定められた保険」です。生命保険は満期金が支払われる物だと誤解されている方がいらっしゃいますが、この保険は原則として満期金は支払われません。いわゆる掛け捨てタイプの保険です。
2.養老保険
ちょっと見ると、老人を養っている人の為の保険と思ってしまいますが、この保険は別に老人の面倒を見ていなくても、加入できます。被保険者(保険の対象となっている人)が保険期間内に死亡した時は保険金が支払われ、満期が来れば満期金が支払われるタイプの保険です。かなり貯蓄性が高いのですが、最近は低金利の為メリットが薄れてきています。
以前はこの保険が主流で販売されていた為、生命保険は満期金が支払われる物だというイメージがまだ残っています。
3.終身保険
保証が一生涯続く保険です。どんなに長生きをしても、早く死亡しても死亡保険金が支払われます。貯蓄性は養老保険ほどではありませんが、貯蓄性も兼ね備えています。
これは終身保険を解約した場合に支払われる解約返戻金がかなり大きな金額になる為です。
さて現時点では「買ってはいけない生命保険」は上記の三種類のうちではどの種類でしょうか?
実はそれぞれ長所、短所がありまして、はっきり言ってこれは絶対に買ってはいけませんと言う様なすっぱり割り切れる表現はできません。従って、現在の自分の状況では「買ってはいけない生命保険」という事にさせていただきます。
HPでも見る事ができますが、私の簡単なプロフィールは
年齢 42歳
家族 妻(37歳)、子供2人(小学校3年生、幼稚園年長)
職業 会社員
年収 600万円
貯蓄 約1000万円(株式等の有価証券を含む)
ローン 800万円の住宅ロ―ン有り
自宅 一戸建て(土地は妻の父親名義)
といった感じです。まあ私の地方では一般的な生活をしていると思います。
今の時点で私がもし全く生命保険に加入していなくて、必要な生命保険を新たに契約する場合には買ってはいけない生命保険は終身保険になります。
その理由は
1.現在の終身保険の予定利率(金利)が低い事
2.死亡した場合の最低限の保障は金融商品で用意できている
3.現時点では相続税の心配は全くしなくて良い
といったところです。
ところで少し前まで国内大手生命保険会社が主力商品としていた定期付終身保険ですが、これも現在の情勢では買ってはいけない商品のひとつになると思います。来月は定期付終身保険についてお伝えしたいと思います。 |